昔の話。
知り合いの女性ボーカルから頼まれて演奏をすることになり、リハーサルのために集まった。ボーカル、ギター(おいら)、ベース、ドラムの4人だ。
ベースとドラムはおいらより年配だったが初めて会った人だった。話してみるとすごくきさくで人柄がよい。とりあえずミニー・リパートンで有名な名曲「LOVIN’ YOU」をやることになったのだが、イントロはギターだけでやることになりボーカルが入るところからベースとドラムも入ってくるというアレンジに。
さて始めて見ると、ベースが全音符、まあこれはいい。ドラムがシンバルだけを1、3拍で叩くスネアやハイハットは沈黙。ん?おかしいな、木魚かwと感じた。歌が「ラララララッ、ラララララッ」というところになったらドラムがシンバルだけで同じリズムで叩いてる。チチチチチッ、チチチチチッて。リズムユニゾンね。ベースは全音符。おいおい、だれがノリ出すんだよ、っておいらしかいないじゃん。もう必死に音数増やしてビート感をだした。ベースもドラムもアタマしか出さないから通常の何倍もウラを強調しないとおかしくなってしまうのだ。ていうか、あの曲でドラムがラララララをユニゾンするのって、すごくかっこわるいだろ~w
次にやったのがホーギーカーマイケルの「スカイラーク」。おいらの苦手な曲だ。ここでもベースは全音符か二分音符。しかもノリがでない機械のようなやつ。ドラムはゆっくりと普通のスローを刻んでいたんだけど、テンポが遅いから音数増やせると判断したのかBメロでいきなり16分音符で刻みだした。意味不明。ほかのバラードでも途中から16分音符で刻むんだよね。おいらより年上だから何も言えなかったけどものすごいストレスだった・・・。
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