JIMMY
ROWLES AND GEORGE MRAZ “MUSIC’S THE ONLY THING THAT’S ON MY MIND”
81年録音。フュージョン全盛の頃に4ビートやってるアルバムは目立たないながらも傑作が多いとおもう。
このアルバムの特徴をあげると、4曲もウェイン・ショーターの曲をとりあげているところ。ホーン入りのコンボだとしても4曲もやるのはめずらしいよね。
もうひとつが、ジミー・ロウルズが3曲も歌っていること。このひと、ゲッツのピーコックスでも歌っているけど、典型的なヘタなボーカルなんだよね。メロディを歌わず語るようにするという一番聴きたくないパターンだ。ヘタなひとがごまかすときによくこれをやる。伴奏のピアノ(当然本人)がいいからまあ聴けるんだけどね。ジャケットの絵が初期ヴァーヴで書いていたデヴィド・ストーン・マーチンらしい。独特のセンスですばらしい。80年代っぽくなくてよいです。
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