ジャズのハーモニカ奏者といえば、だれがなんといおうとトゥーツ・シールマンスが第一人者だ。
トゥーツのあとに何人も新しいプレイヤーが登場した。
その中でもおいらの記憶に残っているのがウイリアム・ギャリソン。いやいや、いまも最前線で活躍しているんだよね。でもジャズでは全然聴かないな。おいらのアンテナ感度が低いだけか。
ファーストアルバムはなんだかイマイチな選曲だったけど、次のアルバムがけっこうヒットしたのではないかな。これ↓
たいてい、ギャリソンというと「コーリング・ユー」が有名だといわれるからね。実際、このアルバムでの「コーリング・ユー」はすばらしい。この曲を聴くためだけにアルバムを買ってもいい。
他の曲は、いま聴くといかにも90年代で、チープ(チープの全盛期は80年代か)でダサいサウンドだったりする。レーベルはヴァーヴだったかと思うけど、なんていうのかな、サムシングエルスのようなサウンドといえば伝わるかな。プロデューサーがトータルな視点で制作できなかったアルバムだろう。
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