2015年5月2日土曜日

音楽スクールの当たりハズレ



知人から聞いた話を総合しました。


音楽教室の先生の中には、けっこうひどい人もいる。レッスンの時間になって教室に入ったら、先生がずっと自分の練習をしていていつまでたってもレッスンを始めてくれないというのは珍しくない。
中には「これ、どう?」なんて生徒に聴いてもらう先生もいるそうで、知人は
「あの~ボクのレッスンの時間なんですけど」といったら
「ああ、そうだったね」
といわれたそうだ。おいおい。

それから、音楽教室の先生をやっていた知人は
「今日はなんかむしゃくしゃしていたから、生徒にはシンバルレガートだけを延々と1時間やらせたぜ」
などと豪語していた。

ある音楽教室の主催者は
「うまくなるとやめていく。うまくならないとつまらなくてやめる。『生かさず殺さず』でお願いします」と講師に言っている。

そもそも音楽教室の先生・講師は、教育の勉強をしてきたわけでなく、単に楽器がうまいだけの人である。中には人格者もいる(東京で学んで故郷を興すことを目指している人とか)けど、ただでさえ非常識とされているジャズ・ミュージシャンだ。そんなものかもしれない。

しかし、講師だけでなく、そもそもシステムがおかしいことはけっこうある。
某大手系列のスクールは、1レッスン60分だけど前の生徒との間に休憩時間というかブランクがない。だから16時のレッスンに行くと16時ぎりぎりまで前の生徒がやっている。自分が16時から音を出そうと思っていても、15時~16時の生徒がすぐ隣で楽器を片付けていたりしてなんか嫌だったりする。おまけに図々しいやつになると、自分の次の生徒が来て準備をしているのに楽器を片付けながらも先生に質問をしている。16時からはこっちの時間なんだから、むしろ楽器の準備をしながら質問をしたいのは自分なのに。

で、講師のシステムなのかどうかわからないけど、先生は1レッスンごとにフロントみたいなところに報告に行く。すると生徒はしばらく一人取り残されるわけだ。でもその時間もレッスン時間に含まれている。

こんなふうになるくらいなら、最初から50分レッスンにして10分あければいい。レッスン時間が10分短くなってもそのほうが不満はたまらない。大手なのにこういうことも考えられないのか、と憤りを感じた心ある生徒は、たいてい個人でやっている本格的なスクールに鞍替えするのだ。





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