タイトルで「関係」などとかいたがそんなたいそうなことではない。
ディズニー映画の曲など、もとはアニメーションの曲だったものがジャズのスタンダードになったり、アニメの曲としてジャズをつかったりということがあるよね。有名なのはやはりこのあたりかな↓
MILES DAVIS QUINTET “SOMEDAY MY PRINCE WILL
COME”
まさにマイルスの真骨頂。コルトレーンを絶賛する文章をよくみかけるけど曲の雰囲気を壊しているような気もする。”ROUND ABOUT MIDNIGHT”がそうだと寺島氏が著書で言っていたな。まああれは、コルトレーンがまだ半分へたくそ時代だったから。
BILL EVANS TRIO “SUNDAY AT THE VILLAGE
VANGUARD”
「ヴィレッジ・ヴァンガードって本屋じゃないの?」と、ある本の宣伝に書いてあった。うーん、嘆かわしい。
ここでの“ALICE IN WONDERLAND”は、おそらくこの曲の演奏ではダントツの名演だとおもう。1000回以上聴いている。この曲の影響でアニメのほうを見てみたけど4拍子になっていてガッカリ。あれはあれで名曲なんだけど出だしが全然違うよね。
VINCE GUARALDI TRIO “A BOY NAMED CHARLIE
BROWN”
ガラルディがアニメのサントラとして録音。肩肘はらない演奏でリラックスできる。おいらのもっているやつは色ちがいで黄色の服を着ている。
HERBIE HANCOCK “FAT ALBERT ROTUNDA”
これは”FAT ALBERT AND THE COSBY KIDS”というアニメ用にハービーが作曲したもの。ここから”TELL ME A BED TIME STORY””WIGGLE-WAGGLE”などの名曲が生まれた。ここからしばらくハービーの暗黒時代が始まります。
BILL EVANS “TRIO 64”
これは失敗例。”LITTLE LULU”というアニメーションのタイトル曲を二匹目のドジョウを狙ったエヴァンスが収録したんだけど、スタンダードにはならず、名演にもならず、なんとなく恥ずかしい記録と感じるのはおいらだけだろうか。曲はよいです。
さて、やはり日本人で「ジャズ」「アニメ」といえばこれだ。
LUPIN THE THIRD「JAZZ」
大野雄二 “LUPIN THE THIRD JAZZ”
1999年のこの作品以降、ルパン曲を歌うボーカルが急増した。ろくにジャズを知らないボーカルが手軽に歌っていたから、なんだか嫌だったわ。
そういやこのアルバム、誰かに貸したまま返ってこないな。
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