“LEE
MORGAN SEXTET”
ジャケットには”LEE MORGAN”としか書かれていないけど一般的には”LEE MORGAN
SEXTET”というタイトルで知られているよね。こういう、何かの文章や固有名詞的なものではない「○○VOL.1」とかの地味なアルバムタイトルはやけにかっこよく感じる。BN1500番台はとくにそういうものが多い。
このアルバムはなんといっても1曲目の”WISPER NOT”できまりなわけだけど、あらためて聴くとホーン陣がフロントもバックもふんわりとやさしくやっていることに驚く。お決まりのリズムパターンがあるからカッチリとやっている印象だったしおいらが自分で演奏するときもそうやっている。絶妙だ。このあたりにも50年代のジャズと今のジャズのちがいがあるのかもしれない。かといっていまこういうふうに演奏したらたぶん受け入れられないとおもうけど。
ゴルソンのアレンジも光っているけど、ファンキーになるまえのホレス・シルヴァーがいい味だしていることにより独特の雰囲気がでているアルバムだとおもう。
しかし、このアルバムジャケットのかっこよさ!これでまだ18歳でしょ~?
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