2016年9月16日金曜日

映画「巴里のアメリカ人」






全編にわたってガーシュインの曲が満載のミュージカル映画。曲、歌、ダンス、タップ、すべてよし。舞台が51年のパリで、街並みが美しい。「雨に唄えば」と同じく、ショウとしてものすごい完成度だ。さすが、エンタメに関しては他の追随を許さぬアメリカだ。こういうことに関しては、どの国もアメリカにはかなわない。

まったく文句のつけどころがないかというとじつはそうではない。あくまでもおいらの個人的好みだけど、ヒロインのルックスがイマイチなせいでジーン・ケリーが彼女に惚れるところに違和感があるんだよね。クラシックバレエやってるひとだから踊りは大変素晴らしいんだけどね。そういうのはけっこう重要だ。

それ以外は完璧。必見です。あと、当時の凱旋門前は自動車が少なかったことに驚く。ジャズでもおなじみの曲もちらほら、こういうのがジャズファンにはうれしい。





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