最近、robert glasperというピアニストを初めて聴いた。BNと契約して普通のトリオで3枚出したあと、3年ほど前のBN4枚目でヒップホップの方でグラミー獲って話題になった人だ。最近まで聴かず嫌いだったんだけど、Youtubeでいろいろ聴いてみたら何聴いても素晴らしい!
で、同じ系列のミュージシャンをいくつか試聴したところあんまりよくないw
日本人評論家と思しき人が昨年「Jazz The New Chapter」という本を出版し、同時に本で言及した音源のコンピCDも出たのでitunesで試聴したら、ときめいたのはグラスパー、グラスパー参加、グラスパープロデュースの曲だけ。中にはギターのリオーネルルエケのものもあったが、これがグラスパー参加プロデュースですごくよい。買おうと思った。しかし、あのリオーネルルエケを買う日が来ようとはw
彼はジャズの革命児だとか言われている。革命児かどうかは知らないけど、彼のすごさは、主流のジャズとヒップホップという、先祖は同じ黒人音楽だがすっかり別物になった2つが、彼の手にかかると密接不可分なものになるということだ。具体的には、グラスパーの曲はたいてい印象的な4つのコードの繰り返しで構成され、その上でラップもできるし、ソロを乗せればジャズになってしまう。で、どちらのファンも納得のクオリティ。今までいそうでいなかったんじゃないかな。
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