ジャズが生まれてほぼ100年ということで前田憲男さんをゲストに呼びジャズのスタイルの変遷を紹介する企画であった。
30分のテレビ番組だけでジャズを知らないひとに理解できるわけはないのだが、ジャズという音楽に少しでもなじんでもらえる機会があるだけでありがたい。
編曲家でもある前田氏らしく、フルバンドによってデキシーから始まるスタイルを表現して聴かせてくれたわけだが、正直いってビバップ以降はスモール・コンボでやらないと現実とすこし違ってくるし（ジャム・セッションから派生したとまで説明しているしね）、「ジャズ＝ビッグ・バンド」という概念が観客にしみついてしまうおそれもあると感じた。
まあしかしこのての企画は誰がどうやっても「もっとこうしろ」という意見がでるから別段こだわらないけど。それにしても冒頭で「いまジャズがブーム」といっていたがマジか？まったくそんなことないぞw
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