おいらはON THE TRAILという曲が大好きです。
“JAZZ
FOR A SUNDAY AFTERNOON”
ダウンビートで伝説の「5つ星半」というこのアルバムでもやっている。ペッパー・アダムスが素晴らしい。最高点が5つ星なのにそれをオーバーしたわけだ。
それほどすばらしいかって?うーん、この頃はエレクトリック・フュージョン全盛期だったわけで、そんな中珍しく(珍しいわけでもないか)アコースティックなサウンドのアルバムが登場したから、それも考慮したうえでの5つ星半なんだろう。フュージョン専門ではないミュージシャンたちががんばっている雰囲気が伝わってきます。チックも参加してるんだけどね。
同じSOLID STATEレーベルからこれ↓
THE
MIKE MAINIERI QUARTET “INSIGHT”
マイク・マイニエリの1stアルバム。ゲイリー・バートン一色だったモダン・ジャズ・ヴァイヴの世界に突如現れたマイニエリだけど、彼を知る人たちからはすでに評価が高かったという。このアルバムはピアノレスでジョー・ベックがギターで参加している。あ、ロック小僧のキミ、「ジェフ・ベック」ないよ、「ジョー・ベック」だからね。間違えないように。
ヴァイヴとギターによる空間を生かしたON THE TRAILで、はっきりいってかっこいい。ちなみにB面の1曲でベーシストがこのアルバムの硬派な雰囲気をぶち壊している。さあベースは誰でしょう?
でもおいらにとってのベストテイクはこれ↓
WYNTON
KELLY “IT’S ALL RIGHT!”
のどかな山道を行く原曲の曲想とは正反対に駆け抜けるような疾走感があるアレンジ。
ジャケットには「トリオ」と書いているけどケニー・バレルも参加していて、これがまたよい。ケリーのトリオ「+ギター」にハズレなし。
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