DIZZY
GILLESPIE & CHARILE PARKER “TOWN HALL, NEW YORK CITY, JUNE 22, 1945”
タイトル通り、45年のパーカーとガレスピーのライブ盤。45年というのはパーカーの絶頂期であり、このアルバムはその瞬間をとらえている。おすすめです。
なんと、パーカーが定刻になっても来ないので1曲目(BE-BOP)はドン・バイアスがピンチ・ヒッターをつとめているが、高速テンポな上に難しいリフなので全然できていない。アドリブ部分は問題ないんだけどね。
途中でパーカーがやってきたらしく観客が盛り上がる。そしてパーカーが怒涛のソロをとる。うーん、かっこいい。この演出のためにわざと遅れてきたんじゃないかと思うくらい。そういうひと、いるよねw
そしてそのまま終わりのリフへ突入。ガレスピーと一緒に難なく超絶ユニゾンを聴かせる。絶頂期のこの二人は兄弟のように息が合っていると思う。
凝ったアレンジもされていて当時からソロイストを魅せる演出も考えていたことがわかる。
それともうひとつこれ↓
CHARLIE
PARKER QUINTET WITH FATS NAVARRO & BUD POWELL “COMPLETE LIVE AT BIRDLAND”
2枚組で名曲ぞろいだけど、さっきのアルバムとうってかわり、内容は全然ダメ。話にならない。おいらは録音状態についてはあまりこだわらない方だけど、これは厳しい。演奏もまったくだめ。ナヴァロがボロボロ。おいらのフェイヴァリット・プレイヤーなのに残念だよ。わるいけど中古屋に売りました。
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