MAcCOY
TYNER / TIME FOR TYNER
マッコイのBN(たしか)3作目。ジャケットは最悪。しかしそこは無視してほしい。中身は最高、まさにジャズ、洗練されたジャズだ。1曲目はアフリカン・ヴィレッジというタイトルだけど、アフリカっぽさと夜のNYらしさが同居している2つの面をもった曲だとおもう。2曲目リトル・マディンバは個人的にはこのアルバムの白眉。ハッチャーソンがよすぎて涙もの。アルバムが進むにつれてカルテット、トリオ、ソロとだんだん人数を少なくしていく。最後の曲がおわったときの余韻がなんともいえずに心地よい、そういうアルバム。かなりおすすめです。
ところで(いつものごとく)これ買ったのはジャズ聴き始めの初期だったので、ハッチャーソンの楽器がVIBRAPHONEというのが何かわからなかった。いま思うと恥ずかしいけど、皆さんどうでした?おいらの友人はマクリーンとバードのクインテットを聴いて「どっちがトランペットかわからなかった」といってたし、音楽に接してこなかったひとにとっては、それもしょうがないと思う。ハッチャーソンの音を聴きながら「マッコイ・タイナーというひとはずいぶんキレイなピアノの音色だな」などと勘違いしてたからね。冒頭の曲でベースのアルコ・ソロがあるのだけどそれも何かわからず、「このギコギコいってるのがVIBRAPHONEという楽器なのだろう」などと思ってましたわい。わはははは。あー、恥ずかしい。
誰か、おいらより恥ずかしい勘違いあったらぜひ教えてください。負ける気しないけどねw
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