2014年11月14日金曜日

チャールズ・ミンガスのステートメント

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CHARLES MINGUS “STATEMENT”

922日発売のミンガスの発掘盤です。69年(71年説あり)の録音。
3曲入りでこの時期のミンガスバンドだけありバンドのレベルが高い。スタープレイヤーがいなくても十分に質の高い音楽だ。

1曲目はおいらのフェイヴァリットの”ORANGE WAS THE COLOUR OF HER DRESS, THEN SILK BLUE”。ドルフィー在籍時からやっている曲だけど、70年代の”CHANGES”でやってるアレンジは正直好きになれない。ミンガス本人はそのアレンジは気に入っていたということだが。
このアルバムはちょうど上述2枚の中間くらいのころの録音なので、どうなってるかなあと思っていたけど・・・・残念、後者のほうだった。
しかし残りの2曲はやはり完成度が高い。ミンガス、バイアード、リッチモンドのリズム・セクションは息があっているというより気が合っている。あいかわらず難曲をさらりと自分の世界にもっていくバイアード、それをすんなりやらせるミンガス、ミンガスの音楽にまさにぴったりとはまっているリッチモンド。この3人でこの当時にしかできなかったミンガスの音楽の成熟した演奏が収録されています。



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