映画「セッション!」の話をしたので思い出したのですが・・・
この映画では、音程からテンポから、完璧に合うことを求める教師が出てくる。確かにあまりにもずれるのは論外だが、以前話した「ブレッカーの教訓」のように、音程には少々目をつぶるところがあっていいと思う。
それと、アンサンブルについて。知人のサックス奏者が言っていたんだけど、「コンボでは、2管や3管でテーマユニゾンするとき、音符の長さやダイナミクスで全員が合わなくても気にしないし、リハでも言わない。あんまりばっちり合ってしまうとビッグバンド的になるし。あえてずらすときもあるよ」とのことだった。いい意味でブローイングセッション的な雰囲気を作ろうとしていたのか真意はわからなかったけど、要するに「楽しくやろうぜ」ということらしい。だから、「セッション!」なんかは、シリアスな映画なわりには爆笑して見たと言っていた。
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