このブログもかなり長くなったので、過去に話題にしたかどうか忘れていることがある。そのため、「以前にも言ったかもしれないけど」というフレーズが何度か登場しているが、そういうことなので。
で、以前にも言ったかもしれないけど。
偉大なる先人の演奏には「この時代にこれをやるのはすごい」という、条件付きのすごさと「今後どんなに時が経っても、すごい」という絶対的なすごさがあると思う。どれだけギタリストの技術があがっても、ウェス師匠のすごさはオクターブ奏法なんていう表面的なものではなく、その歌心である。
チャーリー・クリスチャンの演奏を初めて聴いたときはなんとも思わなかった。その後、「この時代にしてはけっこういいかもね」というように変化した。まだ岩浪大先生がいうように「史上最高」とは思えない。そりゃねえだろ、と思う。
楽器のことをよくわかっていないからかもしれないけど、テナーサックスの偉人であるコールマン・ホーキンスやレスター・ヤングはさっぱりいいと思えないどころか大嫌いである。ホークはアーティキュレーションが全然ダメだしレスターは人が言うほど個性的とも思えないしフレーズが垂れ流しにしか聴こえない。
アルトでいうと、パーカー以前でもベニー・カーターやジョニー・ホッジスはいいなあと思う。どうしてだろうか。
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