2017年6月4日日曜日

AL JARREAU “GLOW”



 
AL JARREAU “GLOW”

ボーカルをやっている知人によると、アル・ジャロウというひとはかなりすごいのだそうだ。ボーカルでないとわからないことも多いかもしれない。

器楽とちがいボーカルのすごさというのは録音では伝わりにくい。生での迫力はむしろボーカルのほうが伝わるんだけどね。このアルバム(邦題「輝き」)は1曲目が最高にすばらしい。メロウのお手本といえる(え、メロウは嫌い?)。ラリー・カールトン、ジョー・サンプル、ウィルトン・フェルダー(ベース)という布陣なのだが、なぜかウィルトンのベースはこの1曲のみ。そのせいかどうか知らんけど2曲目以降は少し落ち着いた感じ。もちろんみんな素晴らしいのだしメロウなんだけど、1曲目がよすぎるので落差がはげしいんだよね。

それにしてもこれだけ自由に歌えたらさぞ楽しいのだろう。歌がヘタなおいらには想像できない世界だ。声量があっても朗々と歌わずにここまでコントロールできるボーカリストというと、エリス・ヘジーナなどごく一部しかいないだろうとおもう。




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