THE
BRECKER BROTHERS
ブレッカー・ブラザーズの1stアルバム。ヘヴィ・メタル・ビバップと比べるとデビュー作のスタジオ録音のせいか、慣れない七五三の衣装を着てかたまっている子供のような硬さが残るが、それはあくまでもテーマの解釈だけでありアドリブ部分はむしろアリスタ時代のブレッカー・ブラザーズのなかでダントツに素晴らしいかもしれない。
もうね、ランディが飛ばしまくっていて笑いがとまらないんだよね。これぞランディ!と叫びたくなる。
マイケルももちろんいいんだけど、スタイルが決まってくるのはもう少しあとのはなし。本作では兄のランディを追っかけている弟だなあと感じる。
トータルサウンドで考えているのか、全曲二人がソロをとるわけではない。片方だけどころか二人ともソロなしという曲もある。それにしても3管のホーンセクションでもばっちり存在感を出すサンボーンはさすがだ。
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