A New Sound, a New Star vo.l2
初めてこのアルバムを聴いたときの衝撃は忘れられない。ようやくオルガンがどういう楽器なのかわかった気がした。といっても当時はまだジャズ聴き始めのころ、ジャズとしてのオルガンを聴いたのが初めてだったんだけど。とはいえオルガンといえば小学校の音楽の授業のようなイメージだったから、こんなにかっこいいとは思わなかった。
このアルバムはオルガンの弾き方のすごくよい教材だ。たまにピアニストがオルガンを弾いて、指は動くんだけどまったくオルガンの特性を活かしていないという演奏を耳にする。形式が似ていてもその楽器にふさわしい演奏方法がある。スミスは「オルガンはこうあるべきだ」という演奏を早くもこの時点で提示した。
一時期、おいらの「無人島の一枚」候補にもなったアルバムである。
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