CHICK
COREA ELEKTRIC BAND “LIVE FROM ELARIO’S”
これまでさんざんエレクトリックバンドの話をしてきたので、これに触れないわけにはいかないだろう(え、もううんざり?)。
副題に”THE FIRST GIG”とあるように、なんと1stアルバム発売前の頃のライブ録音。ジャケットはこの頃数枚でた発掘盤共通のものだったと思う。貴重な音源なのにどうしてここまで手を抜くのか。レコード会社はジャズなんて売る気がないのだろう。
ギターは参加しておらずパティトゥッチとウェックルによるトリオ。そのせいかスカスカ感は否めないが、演奏が若々しいしまだマシーンみたいになってないので緊張感があり後年のアルバムよりもおいらとしては楽しめる。価値観を取り違えたかのようなメカニカルフレーズには閉口だからね。
このときパティトゥッチ26歳、ウェックル25歳。いつも(これまでもこれからも?)外してばかりいるチックの若手抜擢は、このとき大成功だったわけだ。親分スタン・ゲッツゆずりのセンスはこのときだけは発揮できたw
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