CHICK
COREA AKOUSTIC BAND
このアルバムは、好きな人は好きだけど、嫌いな人はホント嫌いらしい。なんだあれ、スタンダードでもなんでもねえよ、とか、わかりづらい解釈だとか。確かに批判要素にもうなずけるよ。
とにかくエレクトリックバンドと並行してやっていたのだから驚く。こっちは凝ったアレンジとかはあまりないけど。ジャケットはものすごくかっこいいね。右上のタイトルのあたりは千円盤を彷彿させるがｗ
このアルバム用に書いた新曲はどれも素晴らしい。マジで泣けてくる。「枯葉」のテーマ以外まったく文句がないｗ なんだあの枯葉は！ダサすぎるぞ。これを聴くと批判にもうなずけてしまうのだ。
最後の「スペイン」はこの曲のベストだ、というひともいるだろう。コードが複雑な部分を追加したことが大成功。チックのソロもパティトゥッチのソロも感涙レベル。これ聴いたあとに初演きくと単純さにずっこけるようになるが、この単純さこそこの曲の魅力の一つだったかもしれない。
そういえばマウントフジでこのトリオを聴いたことがあった。すでに、わかってんのかわかってないのかニヤニヤしながらアイコンタクトする、例のあれが多くて、いまいち楽しめなかった記憶がある。
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