CHICK
COREA ELEKTRIC BAND Ⅱ
“PAINT THE WORLD”
前回、思わせぶりなことを言ったので、このアルバムを取り上げないわけにはいかないだろう。
とはいえ、これはもう、失敗作の見本。変化自在のチックだけに失敗も多い、でもそのなかで一番こけたのがこれだろう。口車にのせられてバンドに加入した若者たちはいまごろどうしているだろうか。タイトルやジャケットは相変わらずワクワクさせるのに・・・
実は一度だけライブを観に行ったことがある。第一期エレクトリックバンドの一番だめなときより数倍つまらなかった。すべてチックの企画ミス。他のメンバーの責任はそれほど大きくない。聴いていてチックと若手の年齢差というかチックが年寄りになったということを痛感した。
予想通り2枚目以降のアルバムは作成されず自然消滅。あえて言うなら、ジャズ曲CTAのフュージョン化がちょっと面白い程度かな。
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