CELIA
VAZ “MUTAÇÃO”
タイトルに環境依存文字使ってるから(ポルトガル語表記)ちゃんと表示されているか不安ですけど。
パット・メセニーのファンでは有名なセリア・ヴァスの1stアルバム。紹介している本やCDの帯には全曲パット参加のような感じだが、実際はタイトル曲のみ参加。そりゃそうだ、セリアよりもパットの方が有名だから、それをウリにしないと売れない。トニーニョ・オルタやミルトン・ナシメントですら「パット参加!」で売られているからね。
しかしこのアルバムのたった1曲において、かなりパットのソロがフィーチャーされている。おいらもパット目当てに購入したんだけど仮に彼が参加していなくても5つ星がつくアルバムだとおもう。すばらしい才能だ。ブラジルでは実力者として評価されているようだけど、日本盤の帯や解説で、簡単に「天才」と表現するのはやめてほしい。彼女が天才じゃないということでなく、マンガ「Blow up!」にも書かれていたようにそのミュージシャンのたゆまぬ努力を見ずに「ああ、彼女は天才だから」とまるでその人が努力もせずに才能だけですごくなったと思われるような言い方は失礼だから。
話がずれたね。このアルバム、ジャケットも幻想的でかっこいいよね。ワンダ・サーとの共演盤もあるのでそれもきいてみたい。
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