2016年2月15日月曜日

ジャズと学歴 2

(つづき)

そう、ジャズの世界では、やたらと「バークリー卒」というのが目につく。おいらのような雑草にとっては、特にアホかと思う。バークリー出るとすごいミュージシャンなのか。パットがバークリー?違う違う、パットはバークリーに入る前にすでにじゅうぶんな技術とセンスを持っていた。結局講師になったよね。ディメオラなんて「勧められたから入ってみたが、あそこには学ぶことがなかった」とかやけにえらそうなこと言ってるw


だいたい、バークリー出身者が増えてからフュージョン以降のジャズのつまらなさが始まった。 技術だけはあるんだけど、抑揚もない垂れ流しフレーズ、あれはバークリー卒の雨後のタケノコの代名詞にもなった。ウィントン以後、雑草組のヴィンセント・ハーリングがシーンに登場したときは、みんな大歓迎したもんだ。こっちのほうがはるかに面白いんだもん。
ロバート・グラスパーはバークリーでなくニュースクールだが、あれも結局中退。雑草組だ。



バークリー卒だからダメ、とは言わないけど、バークリーだからいいとは絶対に言わない。

 (つづく)




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