かなり前の話である。
いまはもうなくなったのだけど、「MILES DAVIS」という名の喫茶店があった。不定期ながらときどきジャズのライブもやっていた。
おいらもそうだけど、そこで演奏するひとはマイルスが好きな店主夫妻のために、SO WHATなどのマイルスゆかりの曲をいれるようにしていた。しかしマスターはしかめっつらで特にうれしそうでもなく、それどころか興味すらなさそうだった。もしかしてエレクトリック・マイルスが好きなのかなとおもって真剣にライト・オフをやろうと考えたこともあったなあ。いいペッターがバンドにいないからか、とかいろいろ考えた。一度ヒノテルさんの「Like miles」をやったらかなり怒り顔になっていたが、まああの曲ならそうだろうな、と(失礼!)、まったく聴いていないわけではないのだなと納得したりもした。
しばらくたって、マスターの体調不良が原因で店を閉めることになった。そのとき何かの経緯で知ったんだけど、別にジャズもマイルス好きでもなく単に語呂がいいからつけただけの店名だったそうだ。ぐふっ!
まあ、「サン・ラ」という店名でなくてよかったよ。
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