2016年2月20日土曜日

HOT HOUSEの謎



謎といっていいのかどうか。おいらの不勉強による疑問というべきかも。

御存じの通りタッド・ダメロンの「HOT HOUSE」はコール・ポーターの「恋とはなんでしょう?」と同じコード進行だよね。「恋とは・・・」はキーがCメジャー。つまり調号は♯も♭もなにもついてない状態。それがリフがかわって「HOT・・・」になると♭が二つついている譜面をよくみるのだ。コードはかわっていないのに。♭ふたつということはB♭メジャーかGマイナーということになるのだろうけど、コードからはそのキーになるとは考えられない。トーナリティー決めるもう一つの要素であるメロディはおいらの耳にはCメジャーの世界ときこえる。あの「ジャズ・バイブル」の楽譜がこの♭二つなんですよ。

昔買った赤本だと♭4つ。これはおそらく冒頭4小節のコードがFmのⅡ--Ⅰだからなんだろうけどメロディの動きはFmが中心とは感じない。続く次の4小節がCメジャーのⅡ--Ⅰで(Ⅱは借用和音のSDmにしてあるけど)メロディ的にも終止しているからCメジャーというほうがいいのだとおもうけど。他の譜面をみるとCメジャーのものも多いんだよね。実際どうなのかはおいらはどうでもいいんだけど、なぜ♭二つという考え方があるのかが知りたいのです。



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