コルトレーンの「バラード」「ジョニー・ハートマン」「エリントン」はインパルスの一連のアルバムと比べておもしろくないかもしれないが、当時かなり先に行ってしまっていた彼のバンドが、抒情的な演奏もできるのだと知らしめた点で大きいポイントだとおもう。
90年代に新人が多数登場したころ、彼らはバラードがヘタだという意見を雑誌でみた。評論だったかミュージシャンのインタビューだったか忘れたけど。なるほどその通りだと当時おもった。50年代、60年代のミュージシャンと比べると一目瞭然。テンポが遅く簡単そうに感じるバラードだがそれがまた難しいのだなと気づいた。
パーカー、ガレスピー、マイルスなどビバップの頃から活躍するミュージシャンはたいがいうまい。バラード演奏が上手なプレイヤーというとおいらはオスカー・ピーターソンをまっさきに挙げる。泣けてくるくらい情感たっぷりに歌い上げる。
これの2曲目かなりよいです。
あと、アンドレ・プレヴィンのバラード演奏もいいよね。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキングへ