ジャケットのかっこ悪さは群を抜いている。さすが90年代のBNだ。でも内容はすばらしい。
このアルバムに収録されている「マタドール」、超名曲なんだけど、92年のマウントフジのテレビ放送でのこの曲のシーンで、作曲者「ケニー・ドーハム」となっていた。おいおい。
ドーハムのマタドールは、純粋4分の5拍子のすごくやりにくい曲。ドーハムがある意味「歴史的」なソロをとっていることで有名。変拍子が苦手な人のガイドになったと思う。
それから、グラント・グリーンのマタドールというのもある。スペインっぽさがなく、ある意味どーでもいい曲だったね。演奏するには楽しいんだけど。
さて、プーレンのアルバムに戻ると、マタドールのほかにも楽しい「アシーコ」や悲しい4曲目(タイトル長いから省略)などが入った、いいアルバムだ。ラストの「Variation on ode to life」はプーレントリオの「Ode to
life」とはまったく違うので注意。ヴァリエーション、とわざわざ言っているくらいだからね。
バンド名が「アフリカン・ブラジリアン・コネクション」なんだけど、いまいちブラジルのテイストは感じられない。でもとにかく楽しめるアルバムです。
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