アストラッド・ジルベルト「いそしぎ」
確かアストラッドの2枚目アルバム。ヘタウマによる魅力はばっちりだ。
このアルバムは選曲に歴史的意義がある。「オ・ガンソ」とかボンファの名曲が入っていることをいっているのではない。
「いそしぎ」「フライ・ミー」「デイ・バイ・デイ」という、いまのジャズボーカルを目指すひとが必ず歌う定番曲が、ここで初めてボサノヴァで歌われたのだ。たぶん。
これらの曲がアマチュアのジャズボーカルに好まれるのは「英語だから」という理由が大きいだろうけど、たしかにボサノヴァにぴったりあう曲ではある。
個人的には非常にアンニュイな「カルナヴァルの朝」が大好きだね。
それと、このアルバムに入っている「トリステーザ」は、あの「トリステーザ」ではないので、それには注意。
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