とことん本音のジャズ噺
ジャズを愛する全ての人に捧ぐ。
2015年6月28日日曜日
ピアソラの東京ライブ1982
久しぶりにこれを聴いた。膨大な日本語ライナーが非常におもしろい。音源がみつからず最終的には音質が悪い音源を使用したみたいなことが書かれていた(ような気がする、長いから購入直後に1度読んだきりw)けど、たしかにノイズは多いものの他のライブ盤より各楽器が際立って聴こえるような気がする。
このアルバムのポイントはやっぱり「AA印」での最後のミスだろうな。自分がどっちを基準にして聴いてるかで感じ方もかわるのだろうけど、おいらはパスでなくピアソラが間違ったように聴こえる。20分近くの演奏のラストがこれだからがっくりくる人もいるかも。前段の演奏はライブ盤「AA印」のほうが好き。これ↓
それと、後半の藤沢嵐子との共演はわるくない。ライナーによると、藤沢は1953年ころ、アルゼンチンでピアソラの曲を録音して(この時代に、すごいことだと思う!)、作曲者だと紹介されたそうだ。その時代ってまだキンテート結成していなかったころか、それくらいでしょ、たしか。
この、80年代のキンテートによる伴奏というのもかなりぜいたくだけど、「チェ・バンドネオン」 は、ピアソラのバンドネオン単独の伴奏だ。むしろその方がぜいたくだよね。
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