2014年9月13日土曜日

エロール・ガーナーの「コンサート・バイ・ザ・シー」

コンサート・バイ・ザ・シー


ERROLL GARNER / CONCERT BY THE SEA

いわずとしれた大名盤である。2つ(それ以上かも)あるジャケットのうちおいらがもってるのはこっち。非常にゴキゲンなアルバムだよね。

本来ABA形式の「4月の思い出」をAABAでやってるけど、64小節になってちょっと1コーラスが長すぎるなあと思う。おいら自身ライブでAABAでやろうと思ったときもあったけど、このアルバムのことを思い出して「やっぱりABAでやろう」と思ったのが、ある4月。「4月の思い出し」だ。いや、うそじゃないですよ、4月の仕事でスタンダードやろうと選曲するときは、たいてい「う~ん、じゃあ4月だからこれにする?」というノリで決めるもんだ。

ところでエロール・ガーナーというと必ず二つのことがいわれる。1、ミスティの作曲者であること、2、ビハインド・ザ・ビート。おいらがエロール・ガーナーをきいたのはこのアルバムが初めてで、しかもジャズ聴き始めの初期段階だったのでラジオとか本でビハインド・ザ・ビートという言葉をきいてもまったくちんぷんかんぷんだった。どの部分がそれなのかがわからない。少し変わった弾き方をする部分をみつけて「これがそうなのかな」などと考えていた。ビハインド・ザ・ビートが理解できたのはだいぶ後になってから。ガーナーの演奏からではなく、山本剛さんがたまたまガーナーのモノマネ演奏をしたのをきいてであった。




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