ミシェル・ルグランのこのアルバム、大名盤だとおもう。
「AFTER THE RAIN」MICHEL LEGRAND
とにかくフィル・ウッズとズート・シムズが最高!そしてなんといってもルグランの曲がすばらしい。アレンジもよい。曲ごとに主役をしぼってるのもあたってるし、リーダーであるルグランがでしゃばってない。タイトル曲はタイトルのイメージそのまま、まさに雨上がりに光が差すという雰囲気。それから、「pieces of dreams」おそらく「夢のかけら」と訳していいのだろう、これがまたかっこいい。このアルバムはホントに名盤。
おいらはこのアルバムから数曲ライブでやったんだけど、楽譜なんてでてないから耳で聴いて譜面におこす。ロックのひとたちがいう、いわゆる「耳コピ」ね。で、そういうときにベースがロンだとものすごく助かる。マイルス時代は別だけど、70年代以降の客演のロンは奇をてらわない素直なラインを弾いていることが多いので、採譜する側からするとコードがわかりやすいのだ。堂々と普通のことをやれるというのが彼が多くの人に好かれる理由のひとつかなとおもいます。
え、「おい、気は確かか?」だって?いや~たまにはロンをほめますよ~「きみ~ロン・カーターですよ~」
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