テンポをキープできずにどんどん速くなることを「走る」という。プロと称している人でも走ることはある。
基本的に、リズムセクションは走るのは厳禁。たまにフロントにもどんどん突っ込むという人がいるけど、それにつられて自分も走るようではいけない。
走らないためには、やはりメトロノームを使った練習が必須だ。
まだおいらが青二才の頃、走る傾向があった。先輩のピアニストは当然ながらテンポをしっかりキープできるので、「すごいですね」といったら、こんな返事が。
「俺たちリズムセクションは、走らないということが最低条件で、それができなければ演奏できないから」とのこと。
多分その頃のおいらは、単に乗っかっていて、自分でテンポを作ることを意識していなかったのだと思う。いやあ、それから必死に練習しましたよ。
走るということについては、また別の機会にじっくり話すことがあるかも。
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