昨日からの続きです。
ゲッツの録音で最も意外性のある、というかちょっと合っていないフュージョン録音はどれか。
ゲッツのフュージョン作品はたくさんあるけど、おいらはどれも大好き。はっきりいって、キャプテンマーベルなんかフュージョンではない。単にコリアがローズ弾いてるだけで、普通のジャズだ(けなしているのではないよ、おいらにとってゲッツベスト5に入るほど好きなアルバム)。
有名盤であるけど↓
アパッショナード。このアルバムの「espanola」は、けっこうかっこいいですよ。ドラマーはジェフ・ポーカロ。とかいっても、別にTOTOなんて好きじゃないからなんとも思わないけど。
ギターのイントロがかっこいいこれ↓
昔「ゲッツのベストアルバムはこれだ。お前は持ってないだろ」と匿名で言ってきたおかしなやつがいた。ははは、持ってますよ。
内容はよいけど、ベストアルバムとはいえない。
まあ、これらはちょっとゲッツ好きな人なら普通に聴けるアルバムだ。ゲッツの音色はブレッカーのような典型的フュージョン向けではないけど、バックがポップスでも問題なく聴ける。
しかし、これはすごい。何度聴いても違和感あるよ。↓
1曲だけゲッツが参加してるんだけどね、バックのベースがスラップ。ゲッツのバックでスラップを聴いたのは多分これだけ(いや、どうだったかな。ほかにもあったかもしれないけど忘れた)。で、ゲッツの音色があまりにも音楽に合ってなくて、なんだかモワモワした不思議な楽器に聴こえるんですよ。興味あれば聴いてみてください。
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