2014年4月8日火曜日
フリージャズに対する本音
ジャズファンならおそらくほとんどのひとが、こわいものみたさでフリージャズを買って、聴いてみて後悔して、しばらくするとまた買って・・・というのを繰り返しているとおもう。そして「フリー」という言葉に過敏になって、タイトルにフリーとついているものを敬遠したりしているのではないだろうか。
フリーもいろいろな種類がある。おいらはくわしくはないが、たとえばオーネットのアルバムとトニーの「スプリング」では全然ちがう。
フリージャズは本国アメリカよりも日本とヨーロッパで受け入れられた経緯があると思うのだけど、おいらはフリーのなかでは日本のものが一番好きだ。ヨーロッパ系は少しきつい。
コルトレーンの影響かどうかわからないけど、日本のフリーは精神性とか宇宙観とかみたいなものを表現しようとしていた時期があったとおもう。
ヨーロッパ系は芸術性の表現だ。アメリカのものは文字通りの自由とそれに関連する事象などが多いとおもう。フリーにくわしくないおいらが受けている印象だけど。
フリーが流行っていたころバンドメンバー全員で真っ暗な部屋に入ってインスピレーションをもとに音を出して録音したことがあった。とても聴けたものじゃない録音ができただけだったが。
ところでこれ↓
ビーバー・ハリスと360度音楽経験集団の「イン・サニティ」。
はっきりいって聴いていて気分がわるくなり吐きそうになった。
なんだかんだいってもフリーをけっこう聴いてきたおいらですけどこれはオススメできないよ~
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