LEE
MORGAN “THE GIGOLO”
マイケル・カスクーナの発掘盤のひとつ。65年でリー・モーガンが安定している頃の録音だ。カスクーナ発掘はハズレもあるが多くはアタリで、本作もアタリのうちのひとつだ。モーガンの作曲もよいし、なによりウェイン・ショーターが自由にやっていてヘンに気取ってなくてよい。マイルスのことろにいると少し自分を演じている感じがするでしょ。
あと、この時期のBNリズム隊でよくあるパターンのハロルド・メイバーン、ボブ・クランショウ、ビリー・ヒギンズという「どっちつかずのイマイチ感」トリオがすごくよい仕事をしている。最後の曲”YOU GO TO MY HEAD”は駄曲だとおもっていたがここでのテイクを聴いてスタンダードである理由がわかった気がする。とまあ、お薦め盤です。
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