GRACHAN
MONCUR III “SOME OTHER STUFF”
60年代のBNはメンバーに釣られて購入すると大失敗することがある。トニーの1stアルバムとか。このアルバムも、ウェイン、ハービー、トニー、とジャケットに表記されているからつい買ってしまった。ベースがセシル・マクビーなのが少し気になったがファラオのアルバムで美しい演奏も聴かせてくれているし期待のほうが大きかった。・・・しかし、よく考えたら「ビーバー・ハリスと360度音楽経験集団」はセシルだったし、そもそもこのアルバムのリーダーがグラシャン・モンカー三世ということを気に掛けるべきであった。
う~ん、つまらん!あたまに「ど」はつかないけどフリーである。しかもBN系のつまらんフリー。最後の曲は紙の音とかピアノワイヤーの音とか管に息を吹き込むだけの音とかでてくるし。こういうやつはフロントを聴かないに限る。リーダーはトロンボーンでありあの低音で調性のない旋律を聴いても退屈なだけ。そこに瞬時に反応するピアノ、ベース、ドラムを聴いてるとなんてすごいミュージシャンたちだろうと感心する。ん?なんだ、けっこういいアルバムじゃん。
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