2017年11月18日土曜日

McCOY TYNER “FLY WITH THE WIND”



McCOY TYNER “FLY WITH THE WIND”

コルトレーンの呪縛が解き放たれたかのようなマッコイの、弾けるようにパワー全開のアルバム。一気にずっと弾きまくりなので正直言って聴いていて疲れるが・・・w

3曲目の”BEYOND THE SUN”が美しくゆったりとした曲想なので一息つけるけど、それがかすむくらい他の曲はパワー全開だ。ドラムがビリー・コブハムだというのがそれに輪をかけている。ちなみにベースはロン。典型的な70年代のロンの演奏だけど、マッコイやコブハムと相性よくて曲想にもハマっている。珍しくGJだ。ただ、最後の曲でマッコイのソロのあとにロンのソロがくる。あらかじめ「ここからはベースソロね」とか決めていたのかな。ロンはずっと4ビートのラインを弾き続ける。「え?おれのソロ?ふーん。どや、このライン(早く終わらねえかな。もういいからさあ、ピアノ早く入ってこいよ)」とやせ我慢のドヤ顔をしているように感じるのはおいらだけだろうか。




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