BIRELI
LAGRENE “GIPSY TRIO”
最近のレビューは、「フュージョン怒涛の100」でなければ60年代後期BN系かマヌーシュばかりで、マヌーシュ嫌いの友人からは不評を買っている。が、この系統は好きな人は好きなんだよね。」
マヌーシュ・スイングのギタリストのなかでもビレリ・ラグレーンは別格だとおもう。このアルバムは選曲が多彩で、特にクライスラーの「美しきロスマリン」からポーターの「ナイト・アンド・デイ」につながるメドレーはものすごくきれいでかっこいい。他にも「雨に唄えば」「ビー・マイ・ラブ」ビートルズの「サムシング」などやっていて、これがマヌーシュに単に取り込むのではなく、爽やかなアコースティック音楽という面が強調されているあたりがすばらしい。ジャコと共演している頃は単なる迷走ではなかったのだなとおもう。
話はかわるけど、YOUTUBEにもあがっている2004年のジプシー・プロジェクトのライブ動画は、なんと3時間あるのに息もつかせず一気に聴かせる。特に後半のソロギター曲”VIENNE
SONG”は全ギタリスト必見です!
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