PEPPER
ADAMS “JULIAN”
ペッパー・アダムス名義ではあるが事実上はジョージ・ムラーツとの双頭コンボである。低音二人によるリーダー作などいつものおいらではあまり食指が動かないのだけど、友人が教えてくれたので買ってみた。おそらくサド=メル楽団で出会って意気投合したのだろう。75年のライブ録音。
ライナーに演奏中の写真があるのだけど、こういっちゃあ申し訳ないが70年代のダサさがある。Tシャツとか。フュージョンならまあアリなのかもしれんけど4ビートでこの格好はねえよなあと。60年代まではオシャレでカッコ良かったジャズがいまでは「ミュージシャンの服装がダサい」といわれるようになってしまった。その始まりがこのあたりだったとおもう。
アダムスといえばひたすら8分音符・16分音符の連打フレーズというイメージだが、ここでは普通に演奏している。なんだ、ちゃんとできるんじゃないかw それにしても、いくつかの曲でテーマリフをアダムスとムラーツがユニゾンしているのだけど、正直言っていただけない。はいはい、あんたがうまいのはわかったからさといいたくなる。70年代のチックがなんでもかんでもオールユニゾンにしていたけど、いい効果になるときもあるだろうけど曲の良さが損なわれるとおいらは感じる。
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