MILES
DAVIS “MY FUNNY VALENTINE”
いまさらこのアルバムの話をするのもおかしいくらいだね。超名盤であり有名盤。
しかし、うーん、かっこいい、かっこよすぎるアルバムだ。なんだかんだいってもやはりマイルスのクインテットはロン・カーターじゃなきゃダメだなとおもう。まあトニーのセンスには何度聴いても脱帽。叩かないという選択を10代のドラマーがするわけだからねえ。しかもみんなが恐れていたマイルスのバンドで。派手にやろうと思えばできるのにぐっとおさえたクールなドラムがじつによい。「演奏時間でギャラを払ったらドラマーが一番高い」という冗談を聞いたことがあるけど、このアルバムでいうとトニーのギャラは3番目くらいじゃないだろうか。4ビート至上最高のジャズがこの時期のマイルスだとおもう。
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