JOE
HENDERSON “IN ‘N OUT”
64年のブルーノート作品。マッコイ、エルヴィン、リチャード・デイヴィスによる怪しい雰囲気のバッキングがたまらん!とくにタイトル曲でのマッコイはコンピングだけで悶絶ものだ。BNのジョーヘンのなかでベスト3に入る作品。キャッチーな曲はひとつもないがなんて格好いい音楽だろうか。マッコイ&エルヴィンって、コルトレーンとやっているインパルスよりも60年代ブルーノートの方がマッチしているように思える。
ベースのリチャード・デイヴィスで思い出したのだけど、10年以上前のジャズ批評に彼のインタビューがのっていた。インタビュアーが過去の録音(なんだったか忘れたけど歌伴だったような)を挙げて「ここでの演奏は本当にすごい。なぜこんなすごいことができるのですか?」といっていた。おいらはそれをみたとき「おいおい、そういう質問するなら相手がちがうだろ。ヨイショ質問が好きなベーシストは他にいるじゃん。Rで始まる人とか」と思ったね。
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