知人のサックス奏者Aくんから聞いた話。
Aくんはコンボもフルバンドもやっているが、それだけでなく吹奏楽もやっている。単純に楽器が好きなタイプだ。
そんなAくんがフルバンドと吹奏楽は全然違うということで、こんなことを言っていた。
「吹奏楽が、単にアーティキュレーションがどうのとかノリが違うとか、そんなことはどうでもいい。問題なのはソロの長さだ。
フルバンドなら、ソロスペースはそれでも長めに与えられるので、いつものようにジャズのソロができる。ところが吹奏楽だとソロは8小節しかないとか半コーラスしかないとか、そういう短いのが多い。そうすると軽く初めてだんだん盛り上げる、というようなこともできず、短い時間で過不足なく言い切る必要がある。書きソロするならそんな面倒はないけどw
だから、ロックやフュージョンの客演で、ほんの短いソロで表現していったマイケルやサンボーンって、ホントすごいと思う。自分だったら絶対できない」
とのこと。確かにそうだなと思った。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキング