McCOY
TYNER “THE REAL McCOY”
マッコイ・タイナーのアルバムが紹介されるときに筆頭にあがるのがこれだろう。
ブルーノートだったら「TIME FOR TYNER」が一番好きなおいらではあるが、演奏のすさまじさでいうと「REAL
McCOY」のほうに軍配があがるとおもう。冒頭の”PASSION DANCE”が特にすごい。これを1曲目にもってくるあたりにアルフレッド・ライオンのセンスのよさを感じる。マッコイ、ジョーヘン、エルヴィンが激しすぎる。それぞれがすごく魅力的な個性をもっている。
当時はマッコイが29歳、ジョーヘン30歳、エルヴィン40歳だ。体力的にも絶好調といえるだろう。こういうものすごいプレイヤーですら、失礼ながらブルーノートのような大手メジャーではないレーベルと契約せざるをえないのだから、ジャズというのはやはり売れない音楽なんだなと感じる。
それにしてもジョー・ヘンダーソンは過小評価されているよね。一流プレイヤーだとみんなが認めているとは思うけどコルトレーンとウェインの陰に隠れてしまったせいで「上の中」または「上の下」的扱いでしょ。「特上」のひとりだよ。
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