BILLY
COBHAM “SPECTRUM”
ヤン・ハマーの存在感がありすぎるので作曲もハマーかと思うが、じつは全曲ビリー・コブハムによるもの。意外だ。
第1期マハヴィシュヌ・オーケストラに参加したのでシリアスなミュージシャンという印象の二人だけど、本当はこのアルバムで聴けるようなポップ(メロウではない)な要素のほうが強いと思う。それと、ディープ・パープルのトミー・ボーリンが参加したことで有名なアルバムだ。
ディープ・パープル自体はおいらとしては低評価だがこのアルバムでのボーリンはバンドの一員としてハマー、コブハムと同格レベルの仕事をしている。この3人の相性はすごくいいと思う。
録音から3年後の76年に25歳でボーリンは他界するのだけど、ロック界だけでなくジャズ界としても大きな損失であっただろう。
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