先日の「題名のない音楽会」はウィーン・フィルのピックアップ・メンバーによるユニット「ザ・フィルハーモニクス」をゲストに迎え、放送2500回記念を彩った。場所は当然、「ジャンルを超えたさまざまな音楽家が集うはずがなぜかクラシック関係者しか来ない」倉庫跡地のアトリエ「LAUNDRY BOAT」。
五嶋が彼らのことを「最高のオーケストラに所属しながらこういった少人数アンサンブルで好きなことをやるのはクラシック音楽家としては最高だ」と評した。リップサービスが得意の欧米人だけに、すぐに「君にもできるよ」と返した。日本人がウィーンフィルに所属ということは不可能なのだが。
そして「一緒に演奏しよう。誰か(五嶋の)ヴァイオリンもってきて」といって新たに演奏を始めたのだが、五嶋は参加していなかった。つっこみたくなったわ。
それにしてもさすが世界トップクラスの演奏だけあって、自由度が高いように見える演奏と編曲だった。五嶋が「アドリブで」とか「ジャズみたい」とかいろいろいっていたけど、全然ジャズっぽくなかったしアドリブでもなかった。
ジャズなんて所詮クラシック側から見れば屁みたいな音楽かもしれないが、かといってクラシック側の人が簡単にまねできるものではない。こちら側から見れば「それじゃない」感は半端ない。単純なロックにおいても、それは同じ。
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