2017年2月14日火曜日

自分勝手


先日、ジャズのイベント主催者の話をきいた。そのイベントは細々と地元のミュージシャンを出演させるもので、ブルージャイアントで大のトリオがやったような、あんな感じらしい。

客には集まってほしいが定禅寺のようにはしないということで、基本的にジャズのみとしている。イベント名も「○○ジャズナイト」とかそんな感じ。それなのに、ポップスの人とかロックの人が参加申し込みをしてくる。まあ、世界の大ジャズフェスも今やポップスなくしては成り立たないからねえ。
それでも主催者側は、今回はジャズのみ、と決めているので断るのだそうだ。個人的には「ジャズナイト」というイベントに当たり前のように申込してくるポップスの人たちはよくもわるくもすごい根性だと思うが。

で、断ると、最近はやりのSNSですかw、そこに「断られた」と書きこむのだそうだ。最初からジャズのみといって募集要項出しているのに、まるでこっちが悪者であるかのようで困ると言っていた。

それから、バンド単位で申し込んでもらって、場所と時間を決めるからあとはご自由に演奏してください、というスタイルのイベントなのに、「オレはプロのギタリストをサイドマンに頼んだから、その分のギャラを負担しろ」とかねじ込んでくる人がいて、これまた困るそうだ。募集要項でちゃんとメンバー揃えて、ついでにギャラは出ませんよと書いているのに。これもSNSで書き込みされるとのこと。

さらに困るのが、SNSで公開質問というか本人としては公開処刑のつもりか、SNS通じて質問してくるそうなんですよ。主催者の人はそんなのやっていないからずっと気づかなかったようで、ある日メールが来たから読んでみたら「なぜ無視するのですか?」と書かれていたとか。おいおい、これってストーカーと同じだろ・・・主催者さんは友人からSNSの書きこみのことを教えてもらい、びっくりしたとか。

ちなみに、さらにメールで「あなたはジャズをわかっていない」みたいなことを延々と書かれていたそうで、相手は30代くらいの人らしいんだけどね、主催者さんは実は演奏者としてもかなりの腕前のベテランなんだけどね、わからないからボロクソ言ってくるらしい。

いまジャズは演奏する機会自体が少ない。ロックよりは多いかもしれないけど、駅前で演奏するわけにもいかないし。プロは別として、アマチュアはギャラなんて関係なく、人前で演奏する機会を大切にしている。だからこういうイベントは大歓迎なのだ。主催者を困らせて機会を減らすようなことは勘弁してほしいね。





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