2016年1月29日金曜日

もともとミュージカル

ジャズのスタンダード曲は、ほとんどがもともとミュージカルの曲である。そうなるとオリジナルのアレンジはどんなものだったか気になるのがジャズファンだろう。


さすがにミュージカルのステージを見に行く金もなかったので、おいらは最初、フレッド・アステアの映画を見まくった。アステアによる「Pick yourself up」を聴いたときは感動したなあ。

それからミュージカルのアルバムをたくさん聴いた。やっぱりジャズ演奏とは違うんだよね。それでもお薦めなのがやはりこれ。「ガール・クレイジー」のタイトルでないのがちょっと残念だけど。



録音も古くないし名曲ぞろい。

それでいい気になって、これを買って聴いてみたんですが・・・ 


PORGY AND BESS (Gershwin)


ご存じ、 こっちはミュージカルでなくオペラ。マイルスやピーターソンのアルバムでさんざん聴いたあの名曲が、全然違う感じなんですよ。おまけにCD3枚組。いろん な音楽を聴いて好みの幅の広さには自信のあるおいらですが、オペラはどうも苦手。「ニューヨーク行きの船が出る」とか「俺たちはないものだらけ」とかあの 名曲がすべて入っているんですが・・・全然違うじゃん。

しかしこのオペラの意義はすごいよね。黒人キャストによる英語(それも南部訛り)のオペラ。



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