CARLA
BLEY “DINNER MUSIC”
カーラ・ブレイの「ディナー・ミュージック」が再発された。存在すら知らなかったがクリス・パーカーを除くスタッフのメンバーが参加ということなので買って聴いてみた。
カーラとスタッフというのは想像つかない。スタッフだけで演奏かとおもっていたが、フロントのホーン陣はカーラと親しいミュージシャンたち。有名曲の２つ「ブルースをそっと歌って」と「アイダ・ルピノ」は笑っちゃうくらいスタッフ色になっていて、シリアスなフロントがファンキー系ミュージシャンに思えてしまうが、ほかの曲はまさに水と油、カーラ色とスタッフ色が相手を自分色に染める勝負をしているようだ。まったくちがうスタイルの激突を感じつつも違和感はない。
それにしてもエリック・ゲイルよい。「アイダ・ルピノ」でのデュプリーとゲイルの静かなバトルがたまらんです。
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