すみません、おいらもファイブのみなさんが仙台に来たこと忘れていました。
今回の話で、「甘いなあ」と思ったことが2つある。
まず、ファイブのメンバーが大のライブに来たときに
「ジャズを知らないような顔ばかりだ」いったこと。
だ・か・ら!これがわるいんだよ。ジャズの側から客を選別しちゃってさ、ただでさえ人気なんかねえ音楽なのに、何えらそうなこと言ってるんだよといいたい。おいらは自分なりの限度というかラインを設定しているものの、ある程度ポップな選曲もして「大衆に迎合」するよ。だって芸術家じゃないしさ、それをきっかけにジャズファンが増えればいいでしょ。そのかわり、どキツいやつも同じステージでやるようにしているw
とにかく、ジャズを知らないからダメ、なんて言ってたらいつまでたってもジャズファンなんか増えない。
それから、「10年頑張ったけど食えるようにならなかった。ジャズの厳しさ」と言っていた。いやいや、それはジャズが厳しいんじゃなくて、音楽ビジネスの世界が厳しいというか耳障りの良い音楽しか望まない大衆が厳しいというべきでしょう。だってさ、ウェス師匠みたいな人がいま日本に生きていても、そんなに左団扇で生活できるほど稼げないと思う。ジャズなんか売れてないから。でも、そんなことわかってたでしょ。ジャズファン人口が少ないから、ミリオンヒットなんかあり得ない。そういう世界とわかっていてもジャズを選んだのは、自分が演奏していて楽しいからでしょ。だったら、食っていくとか食えないとかでなく、趣味として楽しくやればいい。それでいいのではないかと思う。上の目指すのはいいことだけど、「ジャズの厳しさ」という表現はどうかと思うね。
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