「恐怖の頭脳改革」
ロックでは超有名盤であるEL&Pの「恐怖の頭脳改革」。
プログレといわれるけど、非常に素直な作品。1973年録音(74年発表だったか)であることを差し引いても、それまでのチックの音楽やマハビシュヌ・オーケストラの音楽を聴いてきた人にとっては愕然とするほど「フツー」の音楽。これらと比較すればたいして難しいことをしているわけでもない。
ご大層な邦題も実際の音楽とのギャップを助長している。昨日邦題をほめたばかりなのに今日は悪者扱いw まあ、これよりは「タルカス」のほうがいい、というファンは多いかもね。
おいらはこれを聴くたびに「ああ、つまらん」と「あれ、それほどわるくないな」の間を行ったり来たりする。「すごくいい」とは思わず、100点満点赤点40点なら、50点と20点の間を行ったり来たりするようなもんか。
ジャズファンにとって重要なのは、途中でキース・エマーソンが「セント・トーマス」のフレーズを引用したソロをとっていることだ。それだけ。以上。
あと、「宇宙戦艦ヤマト」の前奏もばっちり取り入れられてるよね!・・・え、こっちのほうが古い?そうか。まあ、そっくりなフレーズが2回くらい出てくるから、気づかなかった人は注意してもう一度聴いてみてください。一気に親しみのもてるアルバムになるよw
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